FXの基本的な用語を学ぼう
2023/05/28 更新
FXとは、正式名称を「外国為替証拠金取引」といい、為替取引で利益を得るサービスのことです。
このページでは、FXをする際に必要な基本的な用語について簡単に解説します。
ポイ活でFXするときも、用語わかってたら話が早いね!
為替について
為替
- 為替とは、現金以外の決済手段のこと
- 通貨を他の国の通貨に交換することを「外国為替」という
- 交換=売買
- 通貨=お金
- 通貨の売買は「外国為替市場」という電子取引システムで行われている
- 為替取引は、平日24時間世界中で行われている
- 通貨を売買するときの交換比率を「為替相場(為替レート)」という
- 例)1ドル=120円、1ユーロ=140円
- 通貨の価格は、需要と供給のバランスで決まるので常に変動する
通貨
- 通貨とは、円やドルなどの各国のお金のこと
- 為替取引の中心は「米ドル」のため、「米ドル」は基軸通貨といわれる
- 取引する通貨の組み合わせを「通貨ペア」という
- 米ドルが絡んでいる通貨ペアは「ドルストレート」
- 例)米ドル/円、ユーロ/米ドル
- 米ドル以外と日本円の通貨ペア「クロス円」
- 例)ユーロ/円、豪ドル/円
- これらは基軸通貨である米ドルを介して取引されるため、クロス円自体の取引は存在しない、合成通貨ともいわれる
- 米ドルが絡んでいる通貨ペアは「ドルストレート」
円高と円安
- ある時期から見て円の価値が上がることを「円高」、円の価値が下がることを「円安」という
- 例えば米ドル/円の場合、円の価格が「下がると円高」「上がると円安」なのでややこしい
- 1ドル=110円→100円(円高になった)
- 1ドル=110円→120円(円安になった)
FXについて
FX
- FXとは、通貨の売買で利益を得るサービスのこと
- 「Foreign Exchange」の略で、正式名称は「外国為替証拠金取引」
- 少ない資金(証拠金)で大きな金額の売買をするレバレッジ取引ができる
- FXで取引する際に必要な最低資金を「証拠金」という
- FXは、資金の最大25倍の取引が可能で、この場合「レバレッジ25倍の取引」という
- 海外のFXだとレバレッジ1000倍とかあるらしい、おそろしい
- レバレッジの本来の意味は「てこの原理」
ポジション
- 通貨を売買して、保有している状態のこと
- 建玉(たてぎょく)ともいう
買い(ASK)
- 為替レートが上がることを予測して、「買い」ポジションを持つこと
- 「買い」でポジションを持ち、その後、通貨の価格が上がれば利益が出る
売り(BID)
- 為替レートが下がることを予測して、「売り」ポジションを持つこと
- 「売り」でポジションを持ち、その後、通貨の価格が下がって買い戻すと利益が出る
新規注文
- 「買い」または「売り」で新規でポジションを持つこと
決済注文
- 新規注文で持った「買い」または「売り」のポジションを決済すること
- これにより、利益や損失が確定する
ロット
- 通貨を売買する際の、最小単位のこと
- FXの基本的なロットは、1万通貨
- 例)米ドル/円を取引する場合の1ロットは、1万ドル
- 最近では、1000通貨や1通貨などの少量から取引できるFX会社もある
含み損
- 現状レートで計算した際に、保有しているポジションが損している状態のこと
含み益
- 含み損の反対
- 現状レートで計算した際に、保有しているポジションで利益が出ている状態のこと
スプレッド
- 通貨の「買い」と「売り」の価格差のこと
- 例)
「売り」の場合 1ドル=110.05円
「買い」の場合 1ドル=110.08円
価格差=スプレッドは、0.03円(3銭)
- 例)
- 新規注文した瞬間にスプレッド分だけ損した状態からスタートする
- FX取引の実質的な手数料
スワップ(スワップポイント)
- ポジションを持った状態で、日をまたいだときに得られる利益のこと
- 金利の高い国の通貨を買って、金利の低い国の通貨を売った場合、金利差分をスワップとして受け取れる
- スワップにはマイナスもある
pips(ピップス)
- 全通貨共通で使われる、為替レートの値動きの最小単位
- 例)円が〇pips上昇、米ドルが〇pips下落
- クロス円の場合、1pips=0.01円(1銭)
- ドルストレートの場合、1pips=0.0001ドル(1セント)
ロスカット
- 相場が急変した場合に、証拠金の損失を防ぐため、FX会社が強制的にポジションを決済すること
- あまりにも相場が急変した場合は、ロスカットが間に合わず負債となる可能性もある
- ロスカットを防ぐには、追加入金したり損切りするなどして証拠金がギリギリにならないようにする
今後も、ちょこちょこ追加していく!