1回の注文で完了!松井証券の株主優待クロス取引やってみた
2025/09/19 更新
これならやれる!めちゃくちゃ簡単だった!
このページの目次
株主優待がもらえるクロス取引とは
- 株主優待とは、割引券・商品券などがもらえる株主向けの優待サービスです。「権利付最終日」という日に株を保有していると株主優待の権利をもらえます。
- クロス取引とは、1つの銘柄で「現物買い」「信用売り」という正反対の注文を同時に行うことで、株価が変動しても損益がほぼ相殺される手法のことです。
つまり、クロス取引を使って「権利付最終日」に株を保有していれば、株価の変動を心配することなく、株主優待の権利を得ることができます。
損益がほぼ相殺されるなら、株価が下がっても損することはないね!
クロス取引はめんどくさい?
通常のクロス取引は、「現物買い」「信用売り」を同時に注文し、その後「精算(現渡)」する必要があり、手間がかかる上にミスしてしまう怖さがあります。もし注文をミスすると、余計なコストが発生するかもしれません。
しかし松井証券なら、「優待クロス注文」という独自の機能があり、これを使えば、1回の操作で注文から精算までの一連の作業が完了するので、ミスの心配がありません。(手順は後述)
煩雑なのはやりたくないけど、簡単にできるならやりたい!
松井証券でのクロス取引するのはどんな人?
向いている人
- 手間をかけず簡単に済ませたい
- 松井証券は、1日の約定代金合計が50万円までは売買手数料が無料なので、その範囲内で欲しい株主優待がある
- 1日の約定代金合計が50万円を超えても、売買手数料を許容できる
向いていない人
- 同時期に複数の株主優待をたくさんとりたい(1日の合計約定代金が50万円以上になる)
- 手間がかかってもいいから、手数料を最安で済ませたい
気になる株主優待をピンポイントで欲しい人に向いてるね!
松井証券の優待クロス手順
クロス取引するには、総合口座に加えて信用取引口座も開設します。口座開設後は入金しておきます。
※松井証券は1日の約定代金合計50万円まで売買手数料無料
※信用区分について、「一般 短期」だと「逆日歩」などの手数料が別途かかる場合があるので「一般 無期限」に
※在庫とは「信用売り」の在庫のこと、証券会社によって異なる
※成り行き注文はできないので価格を指定する(すぐ約定するように1円高くした)
※松井証券なら、取引時間中でも発注することが可能
注文完了すると、同時に精算の予約注文もセットされます。これでやることは終了です。
株主優待を検索、注文、精算注文の予約まで一気に完了!すごい!
クロス取引の手数料
クロス取引では株価の損益は相殺されますが、一部手数料がかかります。
手数料の例
松井証券で、1株2,000円(配当11円/株)を100株注文し、2日保有して、現物買い・信用売りともに1株2,000円で約定した場合
計算方法 | 手数料 | |
---|---|---|
売買手数料 | 1日の約定代金が合計50万円以下なら0円 | 0円 |
信用売り(無期限) | 貸株料:約定代金×2%×保有日数÷365 現渡手数料:0円 逆日歩:0円 | 21円 |
信用売りの配当金支払い | 配当金×株数×100% | 1,100円 |
現物買いの配当金受取り | 配当金×株数×79.685% (約20%の税金が引かれる) | 877円受取り |
総コスト | 計244円 |
配当金について
株によっては、株主優待の「権利付最終日」に株を保有していると、配当金がもらえる場合があります。配当金は、現物買いでは「受け取り」ですが、信用売りでは「相当額の支払い」が発生します。
通常、「受け取り」の方は税金が引かれるので、支払いの方が多くなるので注意が必要です。
※配当金の支払い・受け取りは一般的に2−3ヶ月後
※詳しくはつなぎ売り(実践) 実際の取引例、優待クロスの諸経費等を参照
欲しい株主優待>手数料、となるように事前確認が必要だね!
まとめ・注意事項
- 株主優待>手数料、となるように事前に手数料を確認しておく
- 松井証券の売買手数料無料にするには、1株2,500円未満の株を選ぶ
- 「信用売り」在庫の有無は証券会社によって異なる
- 優待目的のクロス取引は手間が多くてミスが怖いけど、松井証券なら一度の手間で完了
気になる株主優待があったら、この機能を使って狙っていくぞ!
ポイまめ
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